前庭覚は加速度を感じる感覚です。例えば、重力や自分の身体(頭)の傾きやスピード、回転などが当てはまります。耳の奥にある、耳石器と三半規管を通して感じます。前庭覚には主に、5つのはたらきがあります。

 覚醒を調整する

重力に抗して姿勢を保つ(抗重力姿勢)

 バランスをとる

 眼球運動をサポートする

 ボディイメージの発達

前庭覚は脳の中で複数の神経連絡をもっています。姿勢保持、覚醒、眼球運動、自律神経などに影響を及ぼすため、前庭覚にトラブルがあるとそれらの機能に不具合をきたす可能性が高くなります。

前庭覚をうまく捉えられないと、空間の中で自分の身体がどのような状況にあるかが把握できず、身体のどの部分・どの方向に力を入れればよいかがわかりにくくなります。その結果、重力に抗した姿勢を保つことが難しくなります。覚醒が低く、話を聞いていてもぼんやりしたり、あくびばかりしがちだったり、することがあります。

 

また、眼球運動をうまく行うことができず、ボール遊び、しっぽ取り、フルーツバスケットなど、物や人の動きを見続けることが必要な活動が苦手だったりします。

NARAKAN BOOK

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感覚統合遊び

加藤寿宏/監修
高畑脩平・萩原広道・
田中佳子・大久保めぐみ/編著

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乳幼児期の感覚統合遊び

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加藤寿宏/監修
高畑脩平・田中佳子・

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collaboration

運 営:NARA感覚統合研究会

協 力:合同会社 BASEともかな

事務局:クリエイツかもがわ

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