よく見られる姿

ボディイメージとは、自分の身体に対するイメージのことで、主に触覚・固有受容覚・前庭覚をもとにつくられます。身体の輪郭や大きさのイメージと身体がどこまで、どんなふうに動くかのイメージの2種類あり、私たちが自分の身体を思い通りに動かす際に非常に重要な役割を果たしています。さらに、ボディイメージの発達は、生活動作や遊び、他者とのコミュニケーションの土台としても大切です 。

●「ボディイメージ」について

本書で説明している「ボディイメージ(body image)」は、厳密には「身体図式(body schema)」と表現する方が適切です。前者は主に自分の身体に対する視覚的なイメージを表しますが、後者は視覚に限定されない身体の地図を表します。しかし、「図式」という用語は一般には馴染みがなく理解が難しくなるので、ここでは「イメージ」という用語を使うことにしました。

支援の方向性

ボディイメージがはっきりしていないと、自分の身体の位置や運動の変化に気づきにくかったり、何度練習しても動きを覚えられなかったりします。その結果、頑張っても努力が結果につながりにくくいことがあります。できないことを何度も繰り返し練習するのではなく、自分の身体を確かめる活動を、子どもが「できそう」と思う範囲からていねいに展開していくことが大切でしょう。

布や布団で身体をサンドイッチ、トンネルくぐりといった、身体の輪郭や大きさへの気づきを促す活動や、ジャングルジムなどで友だちと一緒に遊び、身体の動きへの気づきを促す活動がおすすめです。

NARAKAN BOOK

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子ども理解からはじめる

感覚統合遊び

加藤寿宏/監修
高畑脩平・萩原広道・
田中佳子・大久保めぐみ/編著

B5判・136ページ

本体1800円+税

乳幼児期の感覚統合遊び

乳幼児期の

感覚統合遊び

加藤寿宏/監修
高畑脩平・田中佳子・

大久保めぐみ/編著

B5判・114ページ

本体1600円+税

collaboration

運 営:NARA感覚統合研究会

協 力:合同会社 BASEともかな

事務局:クリエイツかもがわ

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