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よく見られる姿
ボディイメージとは、自分の身体に対するイメージのことで、主に触覚・固有受容覚・前庭覚をもとにつくられます。身体の輪郭や大きさのイメージと身体がどこまで、どんなふうに動くかのイメージの2種類あり、私たちが自分の身体を思い通りに動かす際に非常に重要な役割を果たしています。さらに、ボディイメージの発達は、生活動作や遊び、他者とのコミュニケーションの土台としても大切です 。
●「ボディイメージ」について
本書で説明している「ボディイメージ(body image)」は、厳密には「身体図式(body schema)」と表現する方が適切です。前者は主に自分の身体に対する視覚的なイメージを表しますが、後者は視覚に限定されない身体の地図を表します。しかし、「図式」という用語は一般には馴染みがなく理解が難しくなるので、ここでは「イメージ」という用語を使うことにしました。
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