top of page

よく見られる姿

姿勢を保ったり、身体をしっかりと支えたりするためには、前庭覚と固有受容覚の情報が適切に脳に届き、これらが統合される必要があります。ぐにゃぐにゃタイプの場合、これらの感覚情報が脳に届きにくく、身体の傾きに気づかなかったり、適切に筋肉の張り具合を調整できなかったりすることがあります。 

また、姿勢をしっかり保つことは、手先や眼球を思い通りに動かすための土台でもあるため姿勢が崩れやすい子どもは、手先の不器用さや眼球運動の苦手さを併せもってい る可能性もあります。

支援の方向性

姿勢の発達を促すためには、「抗重力姿勢(重力に負けないようにすること)」と「身体のバランスをとること」の2つに焦点を当てた活動が有効です 。つな引きや箱押し、鉄棒わたりなどの遊びがおすすめです。

 

また、今もっている能力でも姿勢を保ちやすくするために、机やイスを工夫することも大切です 。背もたれを設置したり、イスではなくバランスボールや一脚イスに座る活動を取り入れる工夫もできるでしょう。

参考図書

book8.jpg

子ども理解からはじめる

感覚統合遊び

加藤寿宏/監修
高畑脩平・萩原広道・
田中佳子・大久保めぐみ/編著

B5判・136ページ

定価1980円特価1800円

乳幼��児期の感覚統合遊び

乳幼児期の

感覚統合遊び

加藤寿宏/監修
高畑脩平・田中佳子・

大久保めぐみ/編著

B5判・114ページ

定価1760円→特価1600円

collaboration

運 営:NARA感覚統合研究会

協 力:合同会社 BASEともかな

事務局:クリエイツかもがわ

Copyright ©カンカクラボ.All rights reserved.

bottom of page