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私たちには、2つの似た感覚刺激の差異がわかるという、感覚を識別する機能が備わっています。例えば、A5ランクの高級牛と安売りの牛肉の食べ比べをしたとします。味覚の識別の網目が細かい人は、異なる網目を通って脳に伝わるため「異なる味」と判断します。一方、識別の網目が粗い人は、同じ網目を通って脳に伝わるため「同じ味」と判断してしまいます。

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また、意識する前に感覚をフィルターにかける機能が備わっています 。私たちの脳には複数の感覚が同時に入力されていて、感覚のフィルターは、その中から必要な感覚情報だけを取り出し、残りの感覚情報は意識にのぼらないようにしています 。意識にのぼらせる/のぼらせない」という選択や調整をするのがフィルターの役割です 。

このフィルターがうまく働かないと、不必要な感覚刺激も意識にのぼってしまい、抑制されるべき刺激にまどわされる状況になってしまいます。 

参考図書

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子ども理解からはじめる

感覚統合遊び

加藤寿宏/監修
高畑脩平・萩原広道・
田中佳子・大久保めぐみ/編著

B5判・136ページ

定価1980円特価1800円

乳幼��児期の感覚統合遊び

乳幼児期の

感覚統合遊び

加藤寿宏/監修
高畑脩平・田中佳子・

大久保めぐみ/編著

B5判・114ページ

定価1760円→特価1600円

collaboration

運 営:NARA感覚統合研究会

協 力:合同会社 BASEともかな

事務局:クリエイツかもがわ

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